2004年 10月 18日
10/18 セカチュー。 |
今更ながら、「世界の中心で、愛をさけぶ」を読みました。
この話ホントに切ないなー。
途中何度か泣きそうになりました。
最近本を読むたび、自分の生活と照らし合わせ色々と思いを巡らせてしまいます。
想い通ずる人と添い遂げられないが故、美しく生き続ける恋。
想い通ずる人と添い遂げるが故、現実に飲み込まれ消えてゆく恋。
想い通ずる人と添い遂げつつ、現実を受け止めつつ、たくましく生きていくには大変なエネルギーがいるんだろなぁ。
願わくばそんな生き方をしたいと思いつつ、秋風が心を吹き抜ける10月です。
『なんとなく 冬は心も 寒くなる 電話料金 増えて木枯らし by 俵万智』
それはそうと、「セカチュー」のヒロイン、アキは白血病で亡くなってしまう。
丁度、この本を読み終えた日。
偶然にも白血病の後遺症で苦しむ人の話を聞いた。
なんでも15歳の時、急性骨髄性白血病になり、抗癌剤治療によって克服するも、薬の副作用ため心臓移植しか助かる方法がないという。
しかし、心臓移植には約8000万円の費用が掛かるそうで、その費用を集める為、ご両親が広島市内の街頭で募金活動をしているという。
正直、ボクにとっては対岸の火事で普段なら聞き流してしまう話題だけど、何か偶然を感じてチラシを貰って帰った。
家に帰ってチラシにあるURLへ行ってみるとそこに闘病生活を送っている方の日記があった。
そこにたびたび繰り返される文言が気になって仕方がない。
「みんな元気に、そして、幸せにしてください。お願いします。」
自分が一番「死」に近いのに、この言葉。
ボクにはまだ理解できないけど、なんだか胸を打たれました。
だから、ボクはお金持ちじゃなくて資金的にはほとんど何もできないけど、少しでも多くの人にこのことを知って貰えたらいいなと思って文書を書きました。
この文書を読んでくれたアナタ。よかったらホームページ見てみてください。
そんで、もし気が向いたら広めてやってください。
微力で
他力本願で
偽善者で
自己満足でいいんです。
やっぱり対岸のことだから。でも、ホンのちょっとだけ…ね。
by katsupico
| 2004-10-18 01:09