2004年 11月 25日
11/25 活字渇望症候群 ① |
このところ、夜な夜な色々な本を読み耽っております。
・・どうも最近サビしがり屋さんなようで。
せっかく読んだんで、そんな本の中からオモシろかったモノをこちらで紹介していこうという企画が『活字渇望症候群』です。(なかなか言いにくい)
さて第一回は 『からだのひみつ』田口ランディ・寺門琢己 著 新潮文庫 です。
この本との出会いは、仕事が終わった心寂しい夜、フラッと立ち寄った西広島駅のコンビニ『Heart in』でした。だいぶ前に知り合いの着付師から田口ランディを勧められ、一冊読んでからすっかりファンでした。この人のエッセイは見栄とか世間体とかなくて、自分に素直で、それでいて読む人の事をしっかり考えて書かれいて、とても共感できる部分が多いから好きなんです。
つい最近も「コンセント」っていうこの人の処女作の小説を読み返して、面白くて、また他のを読みたいなーと思っていたときに出会ったのがこの本だったのです。
この本はその田口ランディと整体師の寺門琢己による「からだ」をテーマにした5つの対話を収めたものです。
どんなテーマがあるかというと
①子供の頃のこと
②<女>という謎の大陸
③からだと対話する言葉
④セックスのひみつ
⑤<生きていく>ことのひみつ
…「でた!」と思った方も多いのではないでしょうか?
そう、何を隠そうワタクシこの手の話題、大好きですっ!!
どういうわけか<性>に関する興味が尽きない。
それどころか年々加速度的に増加してるようにさえ思えます。
そんなわけで、性に目覚めたばかりの中学生のような好奇心でございまして、すでに<性>に関するマニュアル本・マニュアルビデオ各種は一通り読み漁り、また実生活にフィードバックを繰り返しては、「これは使える!これはダメ。」と試行錯誤をして参りました。
しかし、所詮マニュアルはマニュアル。
この本はそんな小手先だけのテクニックを論じる本じゃーございません。
というより、小手先のテクニックはやっぱり瑣末な問題で、やっぱ本質じゃねーな。と気付きました。(今頃?)
そして、当たり前だけど、からだ・食事・睡眠・性生活・精神、いろんなモンが繋がっていて、それで生命力が構成されてんだなーと知りました。
尻切れトンボになりましたが、内容は読んでのお楽しみってことで・・・。
by katsupico
| 2004-11-25 17:14