2005年 08月 15日
屋久島レポ vol.6 縦走2日目 絶不調編 |
自分の体力の限界を知ることは、登山者にとって大切なことである。
しかし、その限界を山登りの最中に知ることは、絶対あってはならない。
by 岩崎 元郎(中年登山家のスター)
昨日、授業で題材として取り扱った文に書いてあったことなんですが、
これ、2週間前に身をもって体験してきました。
意気揚々と飛び出した最終行程。登りつめたら、後は下るしかない。
道は長くとも、所詮、下り。一気に駆け下りたらいいのよ。
と、思ってたらイキナリ、トラブル。
ここまで下りはジャンジャン、ジャンプして忍者みたいに走ってきたのが仇となって、
突如アキレス腱痛。両足に同時にきた。大きな歩幅で歩くと激痛が走る。今までのように、進むことができない。
痛むアキレス腱をかばって歩くと、続いて、ひざ痛。 おかわりで、股関節痛。
歩くことが苦痛になってくる。
その上、繰り返し続くアップダウン。さらに、台風や積雪による倒木が多く、道を塞いでいたりする。予想以上に道が険しい。道が険しいのから、人が少ないのか。人が好まない道だから、整備がされてないのか。
まだまだ、シンドイ事ばっか続くのですが、ここは箇条書きで手短に…。
※休憩してるとすぐハチが攻撃してくる。
※休憩してるとヒルが攻撃してくる。(ちょっと足を噛まれた)
※休憩し過ぎて、食料が尽きる。
※誰ともすれ違わず、心細くなる。
※道案内の看板に距離が書いてない→あと何㌔って分かれば気持ちが奮い立つのに…。
と、まぁ、キツかったわけです。
だけどクジけたら負け。
なんとか日没までに山を出なけりゃ命にかかわる。
誰も助けちゃーくれまへん。
自分に気合入れながら、杖をつきつつ、とにかく必死で歩きつづけ、ヘロヘロになった、18:50。
やっとこ出口へ。なんとか無事下山。
帰って飲んだビールがウマかった♪
しかし、食料がなくなって、体が言うこときかなくて、この先どのくらい歩けばいいのかわからない状態は、一瞬ですが命の危険を感じました。
普段なかなかできない貴重な体験。
やっぱり自然は偉大で、わずかな時間だったけど、いろいろ気付きを与えてくれました。
山に感謝!
また、山登りしたいなぁー。
※読んで下さった方、至らん文章を長々とお付き合い頂きありがとうございます。
しかし、その限界を山登りの最中に知ることは、絶対あってはならない。
by 岩崎 元郎(中年登山家のスター)
昨日、授業で題材として取り扱った文に書いてあったことなんですが、
これ、2週間前に身をもって体験してきました。
意気揚々と飛び出した最終行程。登りつめたら、後は下るしかない。
道は長くとも、所詮、下り。一気に駆け下りたらいいのよ。
と、思ってたらイキナリ、トラブル。
ここまで下りはジャンジャン、ジャンプして忍者みたいに走ってきたのが仇となって、
突如アキレス腱痛。両足に同時にきた。大きな歩幅で歩くと激痛が走る。今までのように、進むことができない。
痛むアキレス腱をかばって歩くと、続いて、ひざ痛。 おかわりで、股関節痛。
歩くことが苦痛になってくる。
その上、繰り返し続くアップダウン。さらに、台風や積雪による倒木が多く、道を塞いでいたりする。予想以上に道が険しい。道が険しいのから、人が少ないのか。人が好まない道だから、整備がされてないのか。
まだまだ、シンドイ事ばっか続くのですが、ここは箇条書きで手短に…。
※休憩してるとすぐハチが攻撃してくる。
※休憩してるとヒルが攻撃してくる。(ちょっと足を噛まれた)
※休憩し過ぎて、食料が尽きる。
※誰ともすれ違わず、心細くなる。
※道案内の看板に距離が書いてない→あと何㌔って分かれば気持ちが奮い立つのに…。
と、まぁ、キツかったわけです。
だけどクジけたら負け。
なんとか日没までに山を出なけりゃ命にかかわる。
誰も助けちゃーくれまへん。
自分に気合入れながら、杖をつきつつ、とにかく必死で歩きつづけ、ヘロヘロになった、18:50。
やっとこ出口へ。なんとか無事下山。
帰って飲んだビールがウマかった♪
しかし、食料がなくなって、体が言うこときかなくて、この先どのくらい歩けばいいのかわからない状態は、一瞬ですが命の危険を感じました。
普段なかなかできない貴重な体験。
やっぱり自然は偉大で、わずかな時間だったけど、いろいろ気付きを与えてくれました。
山に感謝!
また、山登りしたいなぁー。
※読んで下さった方、至らん文章を長々とお付き合い頂きありがとうございます。
by katsupico
| 2005-08-15 02:31
| 旅行